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ブライアン・ウィルソンの新作はクリスマス・アルバム!

ブライアン・ウィルソンのクリスマスソング!
いやーこれは楽しみですね。
ブライアンの透明な声と天才的なメロディセンスが冴まくるのではないでしょうか。
いやーこれは楽しみだ。
ブライアン・ウィルソンといえばビーチ・ボーイズですが、ビーチ・ボーイズって案外評価されていない気がします。いや、評価はされているんだけど、『サーフィンUSA』を代表とするお気楽アメリカンミュージックの印象が強いイメージがあります。でもですね、このバンドぶっちゃけすごいと思います。ビートルズのライバルを強いて挙げるとするなら、世間はストーンズを挙げるのでしょうが、僕は正直ビーチボーイズだと思います。
ビートルズの名盤 『ラバー・ソール』 を聞いたブライアン・ウィルソンが衝撃を受けて 『ペット・サウンズ』 を作ったのは有名な話ですね。でもって自らが作った『ペット・サウンズ』をさらに超えようと思ったところでノイローゼになってしまった。その時に作ろうと思っていたアルバムが幻の名盤と言われる『スマイル』です。
この人がかわいそうなのはビートルズがジョンとポールという不世出の天才を二人も抱えていたのに対して、孤独だったことですね。正直、ビートルズが奇跡的だっただけなのですが。
そんなブライアンが現在も活動していて素晴らしい音楽を提供している事はとても素敵なことだと思います。

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帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。

hanare.jpgでましたね。僕はアマゾニングで予約しましたよ。自宅レコーディングってことで、後ろでなにやら音が聞こえたりととても楽しい作品だと思います。くるりの男の子と女の子(名曲!)のカバーも入っていてとっても素敵ミュージックですね。
アルバムタイトルもいいなぁ。「帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。」だもんね。
それにしても驚いたのが7曲目の「ハナレイ ハマベイ」という曲、ポール・マッカートニーにそっくりじゃないですか!!声も音楽もそっくり。いやーすごいいいなぁ。類まれなボーカルの才能と、YAIRIのギターの響きがとても素敵です。
こういう人が売れないと、日本の音楽なんて良くならないと思うよ。
なんだよ、オレンジレンジって。
とか言いながらちゃっかりアソシエイトしちゃったりする今日この頃。

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昨日が何の日だったか知っていますか?

昨日はジョン・レノンの命日でした。
ジョン・レノンは確実に僕の人生に影響を与えた人です。
たまにはマジメな話でも・・・
僕がジョン・レノンと出会った(見た)のはテレビの中でした。中学生の時だったと思います。サッカー少年だった僕はまったく音楽には興味をもっていなくて、たまに友達にKANの「愛は勝つ」を借りたり、大事MANブラザーズバンドの「それが大事」とかを友達に借りていました。そういう音楽はいわば当時の「売れている」音楽でしたが、それらの音楽が僕の心を打つことはありませんでした。なんとなく聞いていただけというか。
そんな折、たまたま埼玉テレビにチャンネルを合わせたら、白い部屋の中で白いピアノを弾いた白い男がいました。そうです、有名な「イマジン」のビデオクリップです。僕は「世の中にこんな音楽があるのか!」と度肝を抜かれました。英語の意味はわからないものの、白い男が奏でるピアノと、鳥肌が立つような旋律に僕は完全にやられてしまったのです。
僕の中で白い男が「ビートルズ」というバンドにいたということを知るのにはその後数年かかりました。高校に入ってそれはそれは狂ったようにビートルズを聴きました。恥ずかしい事に髪の毛もマッシュルームカットにしたりして。
ビートルズやジョン・レノンが作る音楽は確実に僕を虜にしていきました。そして、ビートルズが影響を受けたエルビスチャックベリー、そして同世代のグループとしてはビーチボーイズなど様々な音楽を聴くようになりました。そんな感じで当時の音楽よりはどちらかというとレイドバックした音楽を聴いていました。ただ、正直、ローゼズマイブラニルヴァーナにはぶっとびましたが。まあ、そんな中、僕や僕の仲間たちはビートルズにのめりこんでいきました。
音楽を聴いて泣いたのもジョン・レノンが最初だったと思います。今では歳とともに涙腺が弱くなって泣くことも増えましたが。それだけいろいろな音楽を聴くようになったからかもしれません。
ジョン・レノンがいま生きていたらどんな音楽をつくったんだろうな。と思うことがあります。きっとジョンのことだからヒップホップにはかなりのめりこんだのではないかなあと思います。聞いてみたかったな。ジョンのラップ。そんで、音楽雑誌には酷評されるんだろうな。最高。
ジョン・レノンのことを「平和」とか「愛」とかでくくられることがよくあります。でも僕は全然違うと思うんですね、もちろん後期・ソロあたりの頃はそういう「平和的な」活動をしていたのかもしれない。でも僕にとってはそんなことどうでもよくって、有名になりたいとギラギラして、欲望にまみれて、人一倍プライドが高くて、もろくて、そんな人間的なジョン・レノンが大好きです。
とりあえずジョンのソロの初期3部作、「ジョンの魂」「イマジン」「マインド・ゲームス」は必聴です。
ちなみに昨日はアントニオ・カルロス・ジョビンの命日でもあるそうです。知らなかった。ジョビンではないですが、とりあえずボサノバならゲッツ/ジルベルトは必聴でございます。ゲッツ!
というわけで、アマゾンアソシエイツがお送りしました。

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家族の風景

キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
どこにでもあるような 家族の風景
七時には帰っておいでと フライパンマザー
どこにでもあるような 家族の風景
友達のようでいて 他人のように遠い
愛しい距離が ここにはいつもあるよ
キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
どこにでもあるような 家族の風景
何を見つめてきて 何と別れたんだろう
語ることもなく そっと笑うんだよ
キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
どこにでもあるような 家族の風景
ハナレグミ 「家族の風景」
ハナレグミサイコー!

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ロックは禁止

大阪ドームロック禁止 より
「黒にも白にも染まらない俺たちだけの色」GLAYがロックかどうかはさておき、大きな音=ロックっていう考え自体がお話になりましぇん。ま、この場合は多分「ロック禁止」というよりは「モッシュ禁止」とか「ダイブ禁止」という意味なんだと思いますけど。
大きい音がロックだと思っている人は一度、エリオット・スミスを聞いてみなよ。と思って、Amazonいったらもうすぐじゃねーか!!エリオットの遺作がとうとう発売!!というわけで迷わず予約。ついでにジョン・レノンの Acoustic も予約だ!でもこれ、何でWatching the Wheelsのアコースティックバージョン入ってないの?ジョン・レノンのデモテープは本当に聞き応えがあるよ。もし興味があるなら西新宿でロスト・レノン・テープスを買うといいよ。その帰りには二丁目に寄るといいと思うよ。
チェケチェケラッチョ、チェケラッチョ。
チェケチェケラッチョ、チェケラッチョ。
きっと流行らないよ。