なんとなくモヤモヤした日が続いていた。まぁ、そんなこともたまにはあるよね、なんて話を奥さんにしていたら、ある日仕事中に LINE が届いた。そこにはブログの URL が貼られていて、中川ケイジさんという方がブログに書かれた「不惑なはずの40歳が誕生日から人生をやり直すことを決意した件」という文章だった。まもなく40歳を迎える僕は、内容にとても共感した。
中川さんはいったいどんな方なのだろうとプロフィールを見てみたら「しゃれふん」をやられている方だと知って驚いた。「しゃれふん」は「おしゃれなふんどし」の略で、僕が携わっているカラーミーショップというサービスをご利用いただいたのもあって、以前から存じ上げていたのだ。
ちなみにカラーミーショップとは日本で一番選ばれているネットショップ作成サービスで、月額900円から本格的なネットショップがはじめることができる僕が心からオススメしたいサービスのことだ。あぁ、そうだ、これは宣伝だ。
しゃれふんの公式ネットショップを覗いてみると、ふんどしはもちろんのこと、中川さんが執筆された本も販売されていたので、迷わず購入した。購入する際にフォームの備考欄に、中川さんのブログを拝見してとても共感したこと、しゃれふんを以前より存じ上げていたことなどを書いた。
数日後、家に帰ると宅配ボックスに大きな箱が届いていた。ここ最近、特に大きな買い物はしていないはずだけどな、と思いながら箱を開けてみると、先日購入した中川さんの本の他に、別の本がもう1冊、さらにはたくさんのふんどしと手書きの手紙が同封されていた。
たくさんのふんどしを目の前にして、あまりの展開に驚くとともに、そのお心遣いにいたく感動してしまった。これはすぐに本を読んでお礼を伝えなければいけないと思い、その晩、一気に本を読み終えた。
本の中では、中川さんが大学を卒業して就職先が決まらず、ドラマ「ビューティフルライフ」の影響で飛び込みで美容師を目指した話、その後、ご兄弟の手伝いでコンサル会社に転職するも、うまくいかず鬱病にかかってしまう話、そんな中、ふんどしの魅力に取りつかれ、ふんどしで起業する話が書かれていた。
中川さんのジェットコースターのような人生とそれを支える奥さんの優しさ溢れるエピソードにぐっと泣きそうになったのはここだけの話だ。月並みな表現になってしまうが生きる勇気をもらえる、そんな本だった。
せっかくなので、頂いたふんどしを履いて寝てみることにした。T字型のふんどしを想像してほしいのだが、ヒモを腰に巻き、お尻の方から股下を通して前に持ってきて引っ掛ける。とても簡単だ。勝手にTバック的なものを想像していたが全然違う。締め付けが全然なくて、初めてトランクスを履いたときを思い出した。下半身に広がる開放感。フリーダム。
翌日、Facebook で中川さんを見つけ出し、御礼を伝え、本の感想やいつか一緒にご飯を食べに行きましょうという話をした。その際に、ブログも書きますねというお話をしていたのだが、だいぶ時間が経ってしまって今に至る。ちなみにいただいたふんどしはカラーミーショップのスタッフ内で欲しい人を募ってお配りした。みんなとても喜んでいた。中川さん、本当にありがとうございました。
余談だが「ホシハヤトとヒルティのインターネット汁」という僕と会社の同僚のヒルティという男の2人でやっているポッドキャストでも今回の「ふんどし事変」の話をした。興味がある方はぜひお聞きください。おじさん二人がダラダラと話しているだけなのでおじさんアレルギーの方はご注意ください。ちっくしょう!誰がおじさんだ!
人生はふんどし1枚で変えられるんですよ。Amazon での購入はこちら。
いただいたふんどし。ポップでキッチュですね。僕が着用しているところをお見せできないのが残念でなりません。
関連リンク
[sitecard url=”http://www.keiji-nakagawa.com/entry/2016/12/13/210000″]
中川さんのエントリー「不惑なはずの40歳が誕生日から人生をやり直すことを決意した件」
[sitecard url=”http://sharefun.jp/”]
しゃれふん公式オンラインショップはこちら。気になった方はぜひふんどしライフをはじめてみてください。
[sitecard url=”http://internetziru.com/vol0061″]
こちらがポッドキャストでございます。iPhone の podcast アプリでも聞けますのでぜひご登録ください。
[sitecard url=”https://shop-pro.jp/”]
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