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今年3回目のお葬式とか猛暑とか

母から電話があり、親戚のおじいちゃんが亡くなったとのこと。
会社を休ませてもらい車で福島の会津まで行った。
不幸な事は重なるのか、これで今年に入って 3 回目の葬式だ。
先々月は、2 日続けて母方の兄弟が亡くなった。
母は 12 人兄弟なので、2 日連続で兄弟が亡くなるのは
普通の人より多いのかもしれないけど、
それにしたってこんな事はめったにあるものじゃない。
親戚のおじちゃんやおばちゃんが、
棺の中で静かに眠っているのを見ると、
今にも起き上がってきて「ハヤト君大きくなったなぁ」って
いつものやさしそうな笑顔で話しかけてくるような気がした。
火葬場に行って、遺灰になってしまったおじちゃんを見ると、
悲しいとも切ないでもない、何とも言えない気持ちがこみ上げてくる。
そして、当然の事なんだけど、
僕らもいつか死ぬ時が来て、燃やされて、灰になる。
だから今の残された人生云々なんて言うつもりはないけど、
生を与えられた以上、いつかはいなくなる時がくる。
東京に到着し、花火大会をベランダで見ながらモルツを飲む。
花火は華やかに夜空を彩り、ドーンドーンという爆音が僕の身体に響く。
冷たいモルツが僕の身体に染みわたる。
僕の身体に染みわたったビールは、胃にたまり、腸を通過し、尿となって排出される。
尿は下水処理場で処理され、海や川へと戻される。
やがて蒸発した水が雲となり、雨や雪となって再び地上に降りそそぎ、地下水となる。
そこから汲み上げた良質の天然水を汲み上げて、天然水 100% のモルツが出来上がる。
冷たいモルツが僕の身体に染みわたる。

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